あけちダイアリー

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【読了】世界の終わりの壁際で

世界の終わりの壁際で (ハヤカワ文庫JA)

世界の終わりの壁際で(吉田エン)

大規模な環境変動に備え、巨大な城壁都市“シティ”が築かれた近未来の日本。壁の外側で育った少年・片桐音也はゲーム“フラグメンツ”で賞金を稼ぎ、内側に入ることを夢見ていたが、資金不足で勝ち進めずにいた。そんな彼の日常は、少女・雪子と人工知能コーボとの出会いで一変する。力を合わせてランキング戦を駆け上がる音也たちは、徐々に壁の内側の真実に迫っていき―第4回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。

ボーイ・ミーツ・ガールなSF冒険劇

ゲームが得意な主人公、"シティ"の設定、キャラの強い人工知能など SFの王道を走っている。加えて話のテンポも良いので、面白い。

だけど、王道すぎて、あまり印象に残らない作品だったなー SF設定も私の想定内のもので、真新しさは無かった。

世界の終わりの壁際で (ハヤカワ文庫JA)