【読了】ノノノ・ワールドエンド(2016年4月30日)
ノノノ・ワールドエンド(著:ツカサ)を読み終わった。
本屋で、SFコーナー(の近く)に並んでいて 帯に書いてある内容も世界の終わりを意識させるもの。 ライトなSFを期待して買ったけれど、実際は感情描写や旅がメインの いかにもライトノベルな感触(悪い意味ではない
20XX年(だが現代)世界は白い霧に包まれた! 視界が悪いだけではない!白い霧は時折、ヒトを消し去ってしまう! 次第にヒトは減っていき、人類は…世界は終わりを迎えてしまう!!
そんな世界で出会ってしまった 世界の終わりを望んでいた女子中学生、ノノと 世界を壊してしまった少女、加蓮。
加蓮の目的を果たすため、二人きりの旅がはじまる…! ※ 引用ではありません
こんなかんじのあらすじです、嫌いじゃない。 恐ろしい世界、変わってしまった人々、 それに対する少女ふたりはあまりにも無力で、つらい。
でも、ふたりでならやっていける そんな友情が美しい(おいしい)と感じた。
作者が紡ぎたかった(やってみたかった)物語を書いてみました!という印象もある。 あらすじのテーマをどう料理できるか見てみたい人、気になる人になら勧めたい。 (文章がすこし稚拙だなーと感じた部分も幾つかあったので、人によっては抵抗があるかも。