あけちダイアリー

ボードゲームや読書や買い物についてまめに書きたい

【読了】パンゲアの零兆遊戯

パンゲアの零兆遊戯

パンゲアの霊長遊戯(上遠野浩平

世界を左右する〈パンゲア・ゲーム〉。
参加者は、〝未来が視える〟七人――
彼ら同士が戦うとき、勝敗は如何にして決するのか?
ブギーポップは笑わない』の著者が贈る、究極の頭脳&心理戦!

ブギーポップでおなじみの上遠野センセの新作(半年くらい前だけど)
ブギーポップシリーズは大好きだったので、とても楽しく読ませていただきました。

“予知能力者” が7人集められ、 “パンゲア・ゲーム” で戦うゲームです
だが、このパンゲアゲーム 『要はジェンガ』と一言で言えるほどシンプルなゲーム

読み始めた頃は「こんなゲームで話が面白くなるのかな…」と心配でしたが
さすが上遠野浩平、見事に頭脳&心理戦に仕上げてくれました。

こういう話の盛り上げ方もあるんだなあ、と感心しました。面白かったです。

『どうやったらジェンガが面白くなって、本1冊書けるの!?』
気になる方は是非読んでみてください。

パンゲアの零兆遊戯

パンゲアの零兆遊戯

メイフェアカタン買ったので写真載せまくるよ

メイフェアカタン買ったよ

メイフェアカタン第五版(Mayfair Games Catan 5th Edition)を買いました。

ずっと欲しかったメイフェア版のカタンが、ついに手に入ったので

嬉しくて写真撮りまくりました。それ載せます!

Catan (カタン) 第五版

Catan (カタン) 第五版

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10ミニッツ・トゥ・キル

10ミニッツ・トゥ・キル というボードゲームを買いました。

 

10ミニッツ・トゥ・キル 完全日本語版

10ミニッツ・トゥ・キル 完全日本語版

 

 

このゲームでは、各プレイヤーは暗殺者となります。
目的は、正体を悟られずにターゲットを3人仕末することが目的です。

これだけでもう楽しい✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌

 

たくさんのコンポーネント
街のどうぶつはみんな凶器を持ち、狂気的な目をしているのが面白い

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出番アクションは、移動・暗殺・事情聴取とシンプル。

他のプレイヤーによって自分のキャラが逮捕(もしくは殺害)されても、警察官としてゲームに参加できますが
やはり暗殺者のまま生きていたほうが楽しいです。

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暗殺者になりたい方は是非プレイしてみてください。

10ミニッツ・トゥ・キル 完全日本語版

【読了】世界の終わりの壁際で

世界の終わりの壁際で (ハヤカワ文庫JA)

世界の終わりの壁際で(吉田エン)

大規模な環境変動に備え、巨大な城壁都市“シティ”が築かれた近未来の日本。壁の外側で育った少年・片桐音也はゲーム“フラグメンツ”で賞金を稼ぎ、内側に入ることを夢見ていたが、資金不足で勝ち進めずにいた。そんな彼の日常は、少女・雪子と人工知能コーボとの出会いで一変する。力を合わせてランキング戦を駆け上がる音也たちは、徐々に壁の内側の真実に迫っていき―第4回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。

ボーイ・ミーツ・ガールなSF冒険劇

ゲームが得意な主人公、"シティ"の設定、キャラの強い人工知能など SFの王道を走っている。加えて話のテンポも良いので、面白い。

だけど、王道すぎて、あまり印象に残らない作品だったなー SF設定も私の想定内のもので、真新しさは無かった。

世界の終わりの壁際で (ハヤカワ文庫JA)

【読了】最良の嘘の最後のひと言(2017年4月19日 )

最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)

河野裕『最良の嘘の最後のひと言』を読み終わった

年収8000万、採用者は1人。ただし超能力者に限る 『いなくなれ、群青』、〈サクラダリセット〉の著者が贈る、ノンストップ・ミステリ!

超能力者 × 騙し合い × ミステリ。広告に偽り無しの内容でした。

試験開始前から始まる駆け引き、登場人物の皆が隠している謎、参加者同士の能力バトル、能力により簡単に反故にされる約束クドい擬音、お腹いっぱいになれるよ!

なんでもアリなストーリー展開なので、説得力のあるミステリを望んでいる人には向かないだろう。

ちょうどこういうのが読みたかったこともあり、とても面白く読めた。

【読了】ノノノ・ワールドエンド(2016年4月30日)

ノノノ・ワールドエンド (ハヤカワ文庫JA)

ノノノ・ワールドエンド(著:ツカサ)を読み終わった。

本屋で、SFコーナー(の近く)に並んでいて 帯に書いてある内容も世界の終わりを意識させるもの。 ライトなSFを期待して買ったけれど、実際は感情描写や旅がメインの いかにもライトノベルな感触(悪い意味ではない

20XX年(だが現代)世界は白い霧に包まれた! 視界が悪いだけではない!白い霧は時折、ヒトを消し去ってしまう! 次第にヒトは減っていき、人類は…世界は終わりを迎えてしまう!!

そんな世界で出会ってしまった 世界の終わりを望んでいた女子中学生、ノノと 世界を壊してしまった少女、加蓮。

加蓮の目的を果たすため、二人きりの旅がはじまる…! ※ 引用ではありません

こんなかんじのあらすじです、嫌いじゃない。 恐ろしい世界、変わってしまった人々、 それに対する少女ふたりはあまりにも無力で、つらい。

でも、ふたりでならやっていける そんな友情が美しい(おいしい)と感じた。

作者が紡ぎたかった(やってみたかった)物語を書いてみました!という印象もある。 あらすじのテーマをどう料理できるか見てみたい人、気になる人になら勧めたい。 (文章がすこし稚拙だなーと感じた部分も幾つかあったので、人によっては抵抗があるかも。

ノノノ・ワールドエンド (ハヤカワ文庫JA)